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ギブソンは、「世界がなぜ日本に注目するか」という問いに対して、日本は常に「世界のアーリーアダプター」であり、「未来の製造国」だからだ、と結論付ける。そう、海外の人々から見た日本のイメージとは、数年先のテクノロジーやライフスタイルの国なのだ。
クリス・アンダーソンは、フリーの未来は中国とブラジルにあると記したが、それは違法なコンテンツや製品の流通という点においてであり、一種の皮肉ともなっている。しかし、フリービジネスというものを深く考えたとき、ユーザーにとっての「フリー」とは、価格だけのフリー=「無料」だけではなく、あらゆる行動や心理的なコストからの「解放」というフリーであり、むしろお金を払いたいという「自由」としてのフリーでもある。
それであれば、気がつけば圧倒的に無料の地上波テレビが勢力を誇り、オーソドックな消費スタイルから一点豪華消費まで不思議かつ多様な消費スタイルまで幅広いセグメントが増加している日本では、表面的な「タダ」というフリーよりも、よりユーザーセンタード視点からのフリーが求められているのではないだろうか。そして、常に日本の消費スタイルとコンテンツが海外でも受け入れられやすい状況が創られている現在、ユビキタスなインフラを活かした先端的な「フリー」をこそ創りだす条件が整ってきているのではないだろうか。